税理士・会計事務所向けホームページ作成ツール7選|料金・機能を比較【2026年】
この記事の内容
税理士・会計事務所のホームページには、信頼感を高め、サービス内容を説明し、見込み顧客が次に何をすればよいかを明確に示す役割があります。派手なアニメーションや何十ページもの構成は必要ありません。
選ぶ際は、コンテンツを更新する頻度、デザインをどこまで細かく調整したいか、どの外部ツールと連携する必要があるかを考えましょう。安全な書類の受け渡しは、ホームページとは別の要件です。通常のお問い合わせフォームは、顧客用ポータルの代わりにはなりません。
この記事の要点
- 税理士・会計事務所に適したホームページ作成ツールとは、サービス、料金、専門資格、相談の流れをわかりやすく掲載でき、簡単に更新できるものです。
- 確定申告書類、本人確認書類、財務資料には専用の安全な顧客用ポータルを使い、ホームページからそのポータルへリンクしましょう。
- 導入時の割引価格だけでなく継続費用を比較し、予約ツール、顧客用ポータル、メールツールなどの費用も含めて検討しましょう。
税理士・会計事務所のホームページに必要なもの
小規模な税理士・会計事務所なら、まずはホーム/サービス/事務所紹介/料金/お問い合わせの5ページから始められます。記帳代行、給与計算、確定申告などを詳しく説明する必要が出てきたら、サービスごとのページを追加しましょう。
ホームページを開いた瞬間に、対象とする顧客と対応地域が伝わるようにします。「お客様の経済的な成功を支援します」よりも、「大阪の個人経営の小売店向け、定額制の税務・会計サービス」のほうが具体的で役に立ちます。
さらに、次の内容も掲載しましょう。
- 専門資格と所属団体
- 氏名と実際の顔写真を掲載したスタッフ紹介
- 相談の流れをわかりやすい言葉で説明した内容
- 料金や最低料金、または見積もりの流れ
- よくある質問
- 相談用お問い合わせフォーム
- 外部の安全な顧客用ポータルへの目立つリンク
コンテンツの構成に迷ったら、小規模ビジネス向けホームページの記事で、サービス業向けサイトの構成、文章、公開前の確認事項を紹介しています。
税理士・会計事務所向けホームページ作成ツール7社を比較
公式情報へのリンクがある各社について、以下の料金と機能は2026年9月時点で確認しています。WordPress.comとDurableは、選ぶ前に最新のプランを確認してください。
| ホームページ作成ツール | 継続費用 | 独自ドメイン | お問い合わせフォーム | コンテンツの更新 | 外部の顧客用ポータルへのリンク |
|---|---|---|---|---|---|
| Wix | Lightは年払いで月額$17、Coreは月額$29です。 | Lightは独自ドメインに対応し、初年度は無料です。 | 最新のフォーム上限と、予約機能にCoreが必要かを確認してください。 | 現在の編集機能やアプリが事務所の運用方法に合うか確認してください。 | 利用するプランが外部リンクに対応しているか確認し、スマートフォンで顧客用ポータルへのリンクをテストしてください。 |
| Squarespace | Basicは年払いで月額$19からです。 | 年払いでは、独自ドメインが初年度無料です。 | 最新のフォーム機能と通知方法を確認してください。 | デザインの統一感を重視する場合に適しています。選ぶ前に、料金やサービスを日常的に更新しやすいか試してください。 | 外部の顧客用ポータルへのリンクにわかりやすい名前を付け、正しく開くか確認してください。 |
| Hostinger Website Builder | Premiumは最初の48か月分が$143.52で、以降は月額$10.99で更新されます。14日間の試用期間はありますが、無料で公開できるプランはありません。 | Premiumには、初年度無料の独自ドメインが含まれます。 | 最新のフォーム機能と上限を確認してください。 | サービス、料金、スタッフ情報をどれくらい手早く更新できるか試してください。 | 外部リンクに対応しているか確認し、スマートフォンで顧客用ポータルまでの流れをテストしてください。 |
| Webflow | Basicは年払いで月額$15、Premiumは月額$25です。 | 有料のサイトプランは独自ドメインに対応しています。 | 最新のフォームの処理方法と上限を確認してください。 | BasicにCMSはありません。Premiumでは、多くのコンテンツを管理するためのCMSを利用できます。 | 公開前に、外部の顧客用ポータルへのリンクを確認してテストしてください。 |
| WordPress.com | 最新のプランと更新時の料金を確認してください。 | 最新プランの対応状況とドメイン費用を確認してください。 | 最新のフォーム機能と上限を確認してください。 | 定期的な情報発信を重視する場合は、最新のコンテンツ管理機能を比較してください。 | 選んだプランが、必要な外部の顧客用ポータルへのリンクに対応しているか確認してください。 |
| Durable | 最新のプランと更新時の料金を確認してください。 | 最新プランの対応状況とドメイン費用を確認してください。 | 最新のフォーム機能と通知方法を確認してください。 | サービス、料金、チーム、よくある質問を日常的に更新しやすいか試してください。 | 選んだプランが、必要な外部の顧客用ポータルへのリンクに対応しているか確認してください。 |
| Cloudeel | Proは月額$12、または年額$99で、最大3サイトまで利用できます。 | Proでは、サイトごとに1つの独自ドメインを利用でき、自動HTTPSに対応しています。 | Proでは月1,000件まで受信でき、スパムチェック、CSV書き出し、メール通知が含まれます。 | AI 編集、クリックによる手動編集、バージョン履歴は案内型ホームページに適していますが、ブログ用CMSはありません。 | 外部の顧客用ポータルへリンクできますが、Cloudeel自体には安全な顧客用ポータルや予約システムはありません。 |
どのホームページ作成ツールを選んでも、機密性の高い書類を通常のお問い合わせフォームで受け取らないようにしてください。フォームは初回のお問い合わせに使い、財務資料は専用の安全な顧客用ポータルで受け取ります。
事務所に合うサービスの選び方
予約・決済機能が業務の流れに合うなら、WixのCoreプランが候補です。見た目を重視するならSquarespace、48か月分の前払いと更新時の料金が予算に合うならHostingerを検討しましょう。
細部までデザインを調整したい場合や、CMSのために導入の手間をかける価値がある場合は、Webflowが適しています。WordPress.comとDurableについては、現時点の料金や機能を裏付ける情報をここでは提示していないため、最新プランを確認して比較してください。
Cloudeelは、わかりやすいホームページを用意し、デザイナーに頼らずサービス、料金、スタッフ、よくある質問をこまめに更新したい小規模な税理士・会計事務所に適しています。一方、ブログ、予約システム、安全な顧客用ポータルを標準機能として必要とする場合には向きません。
最初のホームページを作る手順
1. 作り方を選ぶ
独自のブランドづくりや複雑な外部サービスとの連携が必要なら、制作者に依頼します。情報量の多いサイトには汎用のホームページ作成ツール、シンプルな税理士・会計事務所のホームページをすぐに公開したい場合には AI ホームページ作成ツールが適しています。
2. 必要な構成から始める
法律事務所向けテンプレートには、サービス、スタッフ紹介、相談の流れ、料金、よくある質問、相談用お問い合わせフォームがあらかじめ用意されており、税理士・会計事務所向けに調整できます。Cloudeelでは、次のように具体的に入力します。
福岡市の建設業者・職人と地域の小売店を支援する、3名で運営する税理士・会計事務所です。
サービス、定額制プラン、スタッフ紹介、相談の流れ、よくある質問、お問い合わせフォームの各セクションを作成してください。
金融・会計の専門用語を避け、落ち着きと正確さがあり、親しみやすい文章にしてください。
記帳代行、給与計算、決算、確定申告について記載してください。
最初に見える画面には、支援するお客様、所在地、「初回相談を予約」ボタンを表示してください。
3. 抽象的な主張を具体的な根拠に置き換える
実際の専門資格、スタッフの経歴、明確な相談の流れを掲載します。「地域随一の税理士事務所」のような根拠のない表現は避けましょう。問い合わせ後の流れと、返答までにかかる目安も説明します。
4. 外部サービスを連携して公開する
予約ツールと安全な顧客用ポータルは、それぞれ別のサービスとしてリンクします。ホームページのお問い合わせフォームは初回のお問い合わせ専用とし、銀行口座情報、本人確認書類、税務書類、財務諸表の送信を求めないでください。
独自ドメインを接続し、すべてのリンクを確認したうえで、公開前にスマートフォンからフォームを送信してテストします。Cloudeelの有料サイトには、自動HTTPS対応の独自ドメインが含まれます。ただし、HTTPSに対応しているだけでは、通常のお問い合わせフォームを安全な書類受け渡し用ポータルとして利用できるわけではありません。
税理士・会計事務所のホームページ公開前チェックリスト
- 最初の画面で、対象顧客、サービス内容、対応地域がわかる
- 主なサービスが、それぞれわかりやすい言葉で説明されている
- 料金または見積もりの流れが説明されている
- 専門資格やスタッフの情報に誤りがない
- 相談の流れに、次に取るべき行動が明記されている
- 安全な顧客用ポータルが、わかりやすく表示された別リンクから開く
- お問い合わせフォームで、機密性の高い財務資料の提出を求めていない
- スマートフォンでの表示、ボタン、フォームの通知を確認済みである
- プライバシーや法令に関する文言が、事務所の所在地に合わせて確認されている
よくある質問
小規模な税理士・会計事務所に最適なホームページ作成ツールは?
すべての事務所に共通する最適なツールはありません。予約機能が必要なら Wix、細かなデザイン調整や CMS が必要なら Webflow、更新しながら運用する案内型ホームページなら Cloudeel が候補です。WordPress.com と Durable については、最新の公式プランを確認してください。
税理士・会計事務所のホームページに安全な顧客用ポータルは必要?
顧客とオンラインで財務資料、本人確認書類、税務書類をやり取りする場合は必要です。通常のお問い合わせフォームでは、相談を始めるために必要な最低限の情報だけを受け付け、機密性の高い書類は専用の安全な顧客用ポータルへ案内してください。
税理士・会計事務所向けホームページ作成ツールの料金はいくら?
この記事で公式情報を確認できた選択肢には、無料のサブドメインプランから有料プランまであります。導入時の割引価格や年払いの条件によって総額が変わるため、独自ドメインの更新料や、別途利用する予約ツール・顧客用ポータルの料金も含めて比較してください。
税理士・会計事務所のホームページは自分で作れる?
構成がシンプルで、正確な文章、資格情報、サービス内容を用意できれば、自分でも作れます。事務所の所在地で求められる個人情報保護、法令・業界規則、セキュリティ上の要件については、適切な専門家に確認を依頼してください。
利用するサービスを決めたら、問い合わせにつながる税理士・会計事務所のホームページの作り方で具体的な手順を確認してください。